浮気してみた☆

  血の雨が降る!!
  冗談でもそれは血の雨が降る! だから「浮気しちゃった」って言ってみたに変更してみた☆。


  藤堂編

  「……そりゃ、オレじゃ頼りないかもしれないけど……さ」
  「ちょ、平助?」
  「オレだって、もっとちゃんとしようって思って」
  「ごめん、その、嘘だから。本気で落ち込まないで!」



  斎藤編

  「相手は誰だ?」
  「それは……って、ちょ、一さん!? その左手の刀はどういう事!?」
  「あんたの相手に相応しいか、俺が見極めてやる」
  「殺す気満々じゃん!」



  沖田編

  「ふぅん、そうなんだ?」
  「……って、それだけ?」
  「まあいいけど。僕も浮気しちゃったし」
  「え……」
  「ごめんね、でもおあいこだよね」
  「…………」
  「今の反応からすると、のも嘘だよね?」
  「っ!?」



  原田編

  「……まあ、暫くおまえのこと放ったらかしにしていたし、寂しくなっちまうのも仕方ねえよな」
  「え、あれ、左之さん?」
  「これからは俺もなるべくおまえに寂しい思いをさせねえようにするから……もし心変わりしてねえってんなら、戻って
  きちゃくれねえか?」
  「するわけないじゃん! 馬鹿ぁああ!!」



  土方編

  「どうやらおまえにはまだ躾が足りなかったみてえだな」
  「躾ってなに……って、ぎゃ!? なに!? どこ連れて行くんですか!?」
  「何処って決まってんだろ。出来の悪い飼い犬を躾るには身体に教え込むのが一番だ」
  「まま、待った! 冗談! 冗談だから強制連行は勘弁っ!!」
  「ほほぅ、俺にこんな質の悪い嘘を吐くとはやっぱり躾が足りてねえ証拠だ」
  「ごごご、ごめんなさい! 謝るから、もうこんな嘘吐かないから許してくださ、」
  「覚悟しろ。二度と他の男なんぞに目を向けられねえくらい徹底的におまえの身体に俺を叩き込んでやる」