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藤堂編
「ばっ、そんなの、別に！」
「好きだよね−？ 新八さんたちと前に呑んだ時に大きな胸の人が良いって言ってたもんねー」
「ち、ちが！ あれはそのっ、新八っつぁんに合わせただけで……オレは別に」
「じゃあ小さい子の方が好き？」
「そ、そうじゃなくて！ べ、別に大きくなくても……良いっていうか」
「ていうか？」
「ほら胸とかそういうことよりももっと大事な事があるっていうか」
「ああそうか。相手の子が胸が大きいとそれに見合うだけのシロモノ持ってないと、恥ずかしいもんね。そういえば平助
のは割とふつうの……」
「おまえ、女じゃねえだろ！！」
斎藤編
「そ、そのような質問に答える義理は無い！」
「なんで？ 好きじゃ無いの？」
「だ、断じて俺はそのような破廉恥な事は……」
「でもさ、一っておっきい胸好きでしょ？ っていうか胸が揺れてるの見るの好きでしょ？」
「な！？」
「見てない振りしてるのかもしれないけど、こうちょっとした動作で揺れると一、見るよね」
「そ！！」
「それに私が上に乗ってる時のが嬉しそうだし」
「あんたには恥じらいはないのか！？」
沖田編
「んー、別に好きでも無い」
「そうか。短いつきあいだったな」
「ちょっとちょっと、それでどうして僕たちが別れようってなるわけ？」
「だって大きな胸はいやなんだろ？ あまり嬉しくは無いけれど私は大きい部類に入るみたいだから、これじゃ駄目って
事でしょ。だからさよなら」
「あのね。別に胸がどうこうで別れようとか考えるわけ無いでしょ。あくまで、それは付属品。まあおまけみたいなもの
だよ」
「貴様、胸には男の子の浪漫が詰まってんじゃないのか。それをおまけ扱いとか……」
「僕は胸が大きかろうと小さかろうと関係ないよ。好きな子なら、ね」
「……い、今更そんな事言ったって、無駄だからな」
「どっちにしても、僕好みに開発するんだから大きさなんて関係ないよ」
「開発ってなんだ！？ 胸は兵器かなんかなのか！？」
原田編
「そりゃ、でかい方がやっぱり触り心地は良いだろうけど」
「大きいと触り心地って良いの？」
「そりゃまあ平べったいよりは、柔らかいだろ」
「そうなんだ？」
「まあ平べったくても俺は構わねえけどな。それが惚れた女だってんならどんなんでも愛せる」
「左之さん！！」
「実際胸は大小じゃなく、感度だと思うからな」
「……初めて左之さんの株が下がりました」
土方編
「左之さんみたいに惚れた女なら……とか男前な台詞は駄目ですよ。それで騙されません！」
「騙されないっておまえなぁ」
「どっちが好きなんですか？ 大きい胸、それとも小さい胸？」
「ったく。……良いか、胸ってのは大小じゃねえんだよ」
「感度とか言ったらぶっ飛ばす」
「言わねえよ！」
「じゃあなに？」
「形だ」
「形？」
「そう、でかくても垂れてりゃみっともねえ。小さくても綺麗な形をしてりゃそれなりに見えるってもんだろうが」
「なるほど！ つまり美乳好きなんですね？」
「ああ。でもってでかい胸の方が好きだから、どちらも兼ね備えてるおまえの胸が好きだ」
「んなっ――！？」
大きい胸は好きか聞いてみた☆
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